売れるデザインって何?
商品やサービスをインターネットで販売するって、簡単なようで結構奥が深いんです。
最近では、美しいホームページが当たり前になってきているせいか、
「美しけりゃ売れる!」「格好よけりゃ売れる!」って勘違いしている人が多いのが残念。
もちろん、デザインによって高価に見せたり、安心感を与えたり、
購買欲を煽ったり、購入者に与える商品イメージがすごい重要なんですけど、
あまりデザインに懲りすぎても、それは自己満足以外の何ものでもありません。
ホームページだけの話でもなく、新聞折込のチラシなんかもそう。
「わーお金掛けてるなァ〜」と思うチラシ多くありませんか?
でも、残念ながらゴミ箱へ直行なんですよね。(笑)
もはや美しいのは当たり前の時代になってきているので、
デザイン会社も、「もっとキレイなものを!」と技術やセンスを自慢するかのように、
美しいもの、格好いいもの、を追求してしまうんだと思います。
しかし、実は、売れてる商品やサービスの広告デザインって、結構シンプルなんです。
それは、その商品やサービスの購買者の心をグッと掴み込むエッセンスが
デザインにこめられているからだと思います。
購買者の心をグッと掴み込むエッセンスとは?
読んで欲しけりゃ、読んでもらえる工夫をする。
知って欲しけりゃ、覚えやすく工夫をする。
問い合わせをして欲しけりゃ、問い合わせをしやすい工夫をする。
買って欲しけりゃ、購入しやすい工夫をする。
極論は、白黒の手書きのチラシやホームページだって、
上記の目的が、しっかりしてれば、それでOK。
但し、これらを煮詰めるには、ターゲットを明確にしたり、ターゲットの行動パターンを考えたり、
真剣に売る≠ニいうことに向き合わなければ、答えは出てきません。
つまり、売れるデザイン≠チていうのは、デザインからではなく、
「どうすれば売れるか?」を真剣に考えた結果の産物ではないかとボクは思っています。
|